はじめに
以前、以下の記事で「金持ち父さん貧乏父さん」の解説をしましたが、
少し難しいので、子供向けに発行されている
「金持ち父さんの学校では教えてくれないお金の秘密」について、解説していきます。
「経済的自由」への旅はここから始まる
「経済的自由」というのは、お金の心配をしなくていい状態を意味します。
経済的自由を目指す旅に出発する前に、まず次の質問に答えてみましょう。
１．学校で習っているのは、自分の人生には関係ないことばかりだと感じることがありますか？
２．学校では実社会に出るための準備は、本当にはできないと感じることがありますか？
３．何か「買ってほしい」と親に頼むと、たとえそれがあなたにとって大事なものでも、
「そんなものを買う余裕はうちにはない」と言われることが多いですか？
４．将来、親元から離れて生活を始めた時、自分が望むような生き方ができないのではないかと、
ひそかに心配していますか？
５．家や学校ではだれもお金の話をしないが、あなた自身はお金について本気で学びたいと
思っていますか？
質問に対する答えのうち、２つ以上が「はい」だった人、
この本はそんなあなたにぜひ読んでもらいたいです。
もしかすると、あなたはもう、生活のいろいろな面で、経済的自由と独立を手に入れるために
苦労し始めているかもしれません。
友達との付き合いなどに必要なお金をどうやって手に入れるか、
すでに頭を悩ませているのではないでしょうか？
また、親からもらったり、放課後や週末にアルバイトをしたりして手に入れたお金を
計画的に使う方法や、やりくりする方法を学びたいと思っている人もいるでしょう。
そういう人もぜひ、この本を読んで、その方法を学んでほしいです。
今の大人の多くは、「経済的な安定を確保する」ためのルールを学んできました。
しかし、そのルールはもう時代遅れです。
ルールが変わった時、大人たちは予想外の出来事に驚くと同時に、夢や希望を打ち砕かれました。
困ったことに、そのせいで、あなたたちの多くも、また苦労しています。
金持ち父さん貧乏父さん
金持ち父さんはいつもこう言っていました。
「何か本当にやりたいと思っていたら、そして、『自分にはそれができる』と思っていたら、
きみはきっとそれをやりとげる。」
金持ち父さんはいつも、自分はいつかお金持ちになれると思っていました。
そして、そのとおりになりました。
ファイナンシャルリテラシー
この本を読めば、学校では教えてくれないけれどとても大事なこと、
ファイナンシャルリテラシー（お金に関する読み書きの能力）が学べます。
ふつう「リテラシー」というと、「読み書きの能力」を意味しますが、
この言葉にはもっと別の意味があります。
つまり、「何かが得意だ」という意味です。
これはある特定の分野で使われている言葉を話せるようになることに似ています。
この本は「マネー語」（お金に関する言語）をマスターするための攻略本です。
この本では、学校で習っただけでは足りないところを取り上げます。
この本を読めば自分のファイナンシャルライフ（人生のお金にかかわる面）を
「自分は正しいことをしている」と自信を持って管理するために必要な言葉や、
理解しておかなければいけないことがきっと学べます。
お金について考える
銀行で口座を開いたり、小遣い帳の残高を計算したり、株価をチェックしたりする方法を
学びたければ、そのための本はいくらでもあります。
しかし、そういう本はお金について「どう考えたらよいか」は教えてくれません。
大人はよくお金を必要悪－いいことではないが必要なもの－だと言います。
でも、いい悪いは別にして、お金はつねに人生について回ります。
お金に恐怖心を持っている大人は多いですが、そんなふうになってはいけません。
お金がどのように働くかを学べば、お金に支配されるのではなく、
お金をコントロールできるようになり、
本当に価値のある「富」を築き始めることができるようになります。
学校はほんの始まりにすぎない
医者や弁護士など、特別な学位を必要とする職業につきたいと思っている人は、
学校で高い教育を受けなければなりませんが、それ以外の人は、
仕事を通して学ぶチャンスを見つける心構えさえ持っていれば、
将来、お金を稼ぐために、高校や大学を卒業後、さらに上の学校に進む必要はないかもしれません。
なぜなら、実社会で学べば、学校で学ぶために高い授業料を払う代わりに、
給料だってもらうことができるのですから！
実社会でのファイナンシャル教育は、仕事を通して、あなたを鍛えてくれます。
でも、だからといって、教育は重要ではないわけではありません。
教育はすべての基礎です！
重要なことは、お金に関する知識や技術を教えてくれるのは、
たいていの場合、学校の外、つまり実社会だということです！
それをこの本を通して、学んでいきましょう。
以上！
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