はじめに
私(妻の法人)は、2021/12/22現在、一棟アパート満室経営中で、
2棟目アパートを絶賛開拓中なのですが、そもそもアパート経営とは、どんな事業なのか?
また、利益を最大化するための対策を整理していこうと思います。
アパート経営とは事業
当たり前といえば、当たり前ですが、アパート経営とは事業であり、
オーナーの目的が、この事業を通じて利益を追求するのは言うまでもありません。
よく不動産「投資」という言葉を使うことがありますが、「投資」というよりも、
「事業」として捉えることが肝要だと思います。
アパート経営事業に求められる社会的使命
また、同時に、社会的に存続しうる事業には、社会的使命が求められるのも事実でしょう。
社会的使命とは、その事業が社会に存在する理由であり、言い換えれば社会貢献性です。
つまり、事業を通じて社会にどう貢献していくか、ということです。
よって、アパート経営事業も、社会にどう貢献していくか、ということを考える必要があります。
では、アパート経営における社会的使命とは何でしょうか?
まずは、入居者の方々に対して、快適な住空間を提供するという点が挙げられるでしょう。
世の中に賃貸アパートがなければ、多くの方の住むところがなくなり、困ってしまいます。
その方たちに住居を提供し、さらには、より快適に住んでもらえるように努力することで、
オーナーは社会に貢献していると言えるでしょう。
その対価として、家賃を得ているのです。
また、アパート経営を行い、リフォームを行う、管理を委託する、といったことを通じて、
周囲に経済的効果も生み出しています。
さらに、固定資産税・所得税などの税金を国や都道府県、市区町村に納めることでも、
社会に貢献していると言えます。
アパート経営事業は社会貢献性を有している
このように、アパート経営は、利益を追求するべきものであると同時に、
その前提として、社会貢献性を有していることをきちんと認識する必要があります。
アパート事業の持つ投資的側面
アパート事業は、初期設定が重要になります。
初期設定とは「適切な物件」を「適切な価格」で「適切な資金調達」で取得することです。
これは、中古のアパートを購入する方だけでなく、
もともと土地を持っている地主さんにも当てはまります。
適切な物件(間取り、構造、戸数など)を適切な価格で建てることが重要ですし、
資金調達が必要な場合には、適切な借り入れが求められます。
この取得の段階、および、売却時の段階が、いわゆるアパート事業の持つ「投資」的な側面です。
どの物件をいくらで買って(建てて)、いくらで売るかということです。
いくら管理運営を努力しても、この初期設定を間違えてしまえば、
その後の努力も生かされなくなってしまいます。
アパート事業の持つ経営的側面
次に、物件保有期間における「経営」的な側面についてです。
人口減少や空き家増加などの環境悪化により、管理・運営面での重要性が高まっています。
つまり、物件取得後(建築後)の適切な管理運営が求められています。
適切な初期設定ができれば管理運営は非常にやりやすくなると言えるでしょう。
しかし、せっかくの良い物件でも、管理運営で手を抜いてしまったり、
やり方を間違ったりしてしまえば、この大空室時代には収益は減っていく一方です。
それではオーナーとして生き残ることは難しいでしょう。
手を抜かず、最善の管理運営ができて初めて、事業として利益が出るようになります。
以上!
コメント