はじめに
本記事では、「サラリーマンを辞めて月100万円で楽しく過ごす 働かないという生き方」を
7回に分けて、解説していきます。
本記事は7回目(最終回)です。
7回目は、「働かないという生き方を続けるために守るべき鉄則」ということで記載していきます。
変わる世の中、変わらぬ鉄則
働かないという生き方を実現するのはそんなに難しいことではありません。
その証拠に、投資関連の書籍で刺激を受けて経済的自由を得た方々が全国にたくさんいます。
つまり、不動産投資によって、「働かないという生き方」を目指すことは
再現性がかなり高いといえるのです。
働かないという生き方を実現するには、
「地道にコツコツ天引き貯金を続けること」と「不動産屋さんを回って、利回りの高い物件を
レバレッジを効かせて買うこと」だけです。
世の中はどんなに変わっても不動産賃貸業というビジネスの鉄則は変わりません。
働かない生き方には不動産賃貸業が一番マッチしているのです。
向こうから寄ってくる人や情報には要注意!
多少お金を持っていると察せられると、
まず「マンション買いませんか?」の電話がかかってきます。
ほかには、「めったにこんな銘柄は出ません。値上がりが期待できそうなIPO銘柄が
あるので、投資されませんか?」という話や、「海外の投資信託なら年間のリターンが
10%程度出ていますよ!」という話も、証券会社の営業マンがよく持ってきます。
あとは、銀行の担当者さんや支店長が保険や投資信託のパンフレットを持ってきます。
これらは、すべてあなたからお金を奪い去っていく人たちですから、
とくに必要ない場合は断ったほうが賢明です。
基本的に、向こうから近寄ってくる人物や情報は要注意だといえます。
不動産依存症にならないように!
いざ毎月数百万円以上の自由になるお金を得るようになると、
無駄遣いに走る人が多いと思います。
安いと思う不動産を手あたり次第に買ってしまう「欲しい欲しい病」にかかってしまう人が
圧倒的に多いのです。
世間的には「買い物依存症」という病気が認知されていますが、
それの不動産に特化したパターンだと思ってください。
いい物件を見つけても、グッとこらえて我慢したり、見送ったりする勇気も必要です。
儲かったときほど、口座にお金をしばらくプールしておかないといけないのです。
お金持ちが散在するパターンは「飲む、打つ、買う」と決まっている
人はお金に余裕ができると、快楽に走るようになるのは世の常です。
毎月、器からお金があふれだしてくる状態なのに、
質素倹約に過ごすのは実はとても難しいのです。
人生を楽しむために苦労して、お金があふれてくる仕組みづくりを懸命にしてきたわけですから、
あふれてきた分は楽しむために使っていいと思います。
問題は、度が過ぎるとよくないということで、
わきまえて使う分には全く問題ないと思います。
ただし、生活レベルを急に上げるようなことだけはしないようにしましょう。
いかに今までどおりの生活を平常心で続けられるかが
「豊かで幸せな人生」を送るポイントだと思います。
不動産投資で失敗する人の特徴
事業家でも投資家でもそうですが、失敗する人には共通の特徴があります。
それは、勢いに任せて自分の足元を見ていないということです。
こういうタイプは危険です。
とくに商売で調子のいいときには、売り上げが伸び、利益も上がります。
銀行もどんどん「どうぞ、どうぞ、借りてください」と融資をしてくれます。
本当はこういう調子のいいときこそ、売り上げが落ちたり、原材料や人件費が
上がった場合のことを考えて、手元資金を厚くするチャンスなのです。
失敗するタイプの不動産投資家は、フルローンやオーバーローンで
ほとんどの物件を取得しています。
サラリーマンが身分不相応な多額の借金をすることは大きなリスクを抱えることになります。
人の欲望には、キリがありません。
老子の処世哲学にあるように「足るを知る」ことが不動産投資では一番必要なことです。
リタイア後は「貯筋」が一番大切
せっかく経済的自由とあり余る時間を手に入れても、
健康を維持できなければ人生を楽しむことができません。
働かないという生き方を始めると、極端に太り始めるか、痩せ始めるかのどちらかです。
リタイアして働かないようになると、ほとんどの人は、家の中で椅子に座って、
パソコン画面を朝から晩まで見ていたり、寝転がってスマホを見ていたりすることが多いため、
足や腕、体幹を鍛えないと、健康を維持できなくなります。
めでたくサラリーマンを卒業したあとは、
筋肉を体に蓄える「貯筋」にひたすら励んでください。
せっかく豊かにリタイアできても、健康でなければ、なんの意味もありません。
人生において、誰がなんといおうと、一番大切なのは自分自身の健康です。
以上!
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