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はじめに
表題の記事の感想を記載したいと思います。
尚、引用元は以下です。
株や投資信託で「FIRE」するより、5倍ラク?「パラレルインカム」という選択肢
引用内容
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新しい生き方として、多くの人から注目を集めている「FIRE」。しかし、このほど著書『「パラレルインカム」のはじめ方』を出版した、のべ60万人もの生徒が学ぶマネースクール「ファイナンシャルアカデミー」によれば、FIREは難易度が高く、デメリットも多いという。 そこで同アカデミーがオススメするのが「パラレルインカム」だ。FIREよりもずっと簡単で、精神的にも経済的にも自由になれるこの手法について、基本的なところから解説してもらった。
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「4%ルール」は難易度が高い
一般的にFIREの方法として紹介されているのは、ペーパーアセット(株や債券、投資信託、有価証券など)で金融資産1億円をつくり、その1億円から配当収入を得て、年間400万円で生活していくというものです。
逆に言うと、年400万円(月約33万円)の所得を得るためには、1億円の元手(資産)が必要になるということです。
なぜ1億円の資産が必要なのかというと、米国株に投資し、そこから得られる配当の利回り基準を4%と想定しているからです。
今は日本の証券会社を通じて、日本にいながら米国株の取引をすること自体はそれほど難しくありませんが、米国株を運用するにはそれなりの知識や情報が必要です。英語で公開されている企業の情報をチェックしたり、日本にいながらアメリカのトレンドをつかんだりする努力も必要だと知っておくべきでしょう。
なお、株式投資で利益が出ると、NISAやつみたてNISAなどの非課税口座を除いては約20%の税金が差し引かれることになるので、手取りはその分少なくなってしまいます。
この税金分の約20%をカバーしたい場合は、元手となる資産をもっと大きくする必要があります。
株などのペーパーアセットは、どうしても市場そのものの動きや政治的要因に影響を受けやすいという性質もあります。
「リーマンショックで、持っていた株が半分にまで暴落してしまった」といった話を耳にしたことがある人も多いと思います。実際に損をした経験をお持ちの人もいるかもしれません。
こういった金融危機の影響で資産が半分に目減りすると、当然ながら配当も半分以下になります。1億円で年間400万円の収入を得ていくはずが、200万円しか入ってこない状況に直面するわけです。
今はたまたま株式投資ブームのような状況にありますが、リーマンショック級の株価下落は10年に一度くらいのペースで起きていますから、突然年収が200万円になるというのも今後、普通にあり得る事態なのです。
本当に1億円貯められますか?
1億円の資産が50%減ったとき、単純に資産を50%分増やせばいいかというと、実はそれでは足りません。5000万円から50%増やして1.5倍にしても、7500万円にしかならないからです。
資産が50%減ったとき、元の額に戻そうと思ったら、実は100%増やす、つまり2倍にする必要があるのです。これは相当なハードルと言えるでしょう。
ところで、当たり前のように「FIREでは1億円を元手にする」と言ってきましたが、そもそも1億円の資金をつくるのは相当、至難の業です。
1億円の資産を10~20年かけて築いていくということは、冷静に考えると、20年かけて1億円をつくる場合、1年に500万円くらい積み上げる必要があります。
国税庁によると、日本人の給与取得者の1人当たりの平均給与は433万円(2020年)ですから、1年に500万円というのは平均的な給与を得ている人にとって非現実的なミッションです。
そういった現実をあいまいにしたまま、「1億円をつくれば自由になれる」とスタートしても、なかなか実現は難しいものだと知っておいたほうがよいでしょう。
また、仮にコツコツ貯めて20年かけて1億円の資産構築に成功したとして、果たしてそれが本当に幸せなことなのか、という疑問もあります。
我慢しながら、節約をしながら、人生の大半の時間、しかも20~40代という、気力・体力ともに充実した時間を資産づくりに捧げ、気力や体力が衰えはじめた段階で経済的自由を得ても、楽しい人生を送れるとは限りません。
確かに、老後の生活や医療費などの不安はなくなるかもしれませんが、それが自由な人生なのかといわれると、ちょっと違うようにも思います。
そもそも、なぜ1億円をつくっていたのかというと、何かから解放された自由な生活を送るというゴールを目指していたからです。
自由な人生を送るのが目的なのに、それを達成するために不自由な何十年を過ごすのは本末転倒とも言えます。それなら、最初から我慢しないで生きる方法を探したほうが充実した人生が送れるのではないかと思ってしまいます。
資金効率がいいパラレルインカム
では、パラレルインカムの場合はどうでしょうか。
パラレルインカムでは資産所得を得るための手段として、基本的に不動産投資を活用します。
不動産の魅力については『「パラレルインカム」のはじめ方』で詳しくお話ししていますが、FIREで扱う株などと比較すると、収入(所得)も資産価値(資産価格)も安定しているというメリットがあります。
まず、なぜ不動産からの収入が安定しているかというと、2年間や3年間の「賃貸借契約」があることで、毎月決まった家賃収入が契約に則って入ってくるためです。途中解約などもありますが、基本的には次の入居時にはまた賃貸借契約を締結しますので、そこで定められた収入がほぼ入ってくるのです。
さらに、なぜ資産価値も安定するかというと、賃貸借契約に基づいた収入が安定していることにより、その収入からの逆算により算出された不動産価格も安定するためです。家賃収入が変わらなければ、その資産価値もあまり上がり下がりしないということなのです。
そして、FIREと比較したもう1つのメリットは「資金効率がよい」ということです。
不動産の物件には数百万円のものもあれば、1億円を超えるようなものもあります。大きな物件を購入するには高額の購入資金が必要であり、手持ちの資金だけでは間に合わなくなります。
そこで投資家の多くは、銀行から融資を受けて購入資金にあてます。その結果、手持ちの資金以上の物件を買うことができ、大きな所得を得られるようになります。これが「資金効率がよい」という意味です。
具体例を挙げながらお話ししましょう。
3000万円の物件に、頭金として300万円を出します。家賃は月5万円×4室で、年間にすると240万円の家賃収入が入ってくる計算です。一方、返済に回しているお金は年間120万円、維持管理費などのお金は年間20万円です。
3000万円の価格に対して240万円の家賃収入が入ってくるとき、利回り(正確には「表面利回り」といいます)は8%です。
利回りは、満室想定の年間の家賃収入を、物件の価格で割り、そこに100を掛けると導き出せます(余談ですが、利回りは不動産の収益を測る重要な基準ですから、数字を見たときにパッと計算できるようになるのが理想です)。
ROIに注目する
さて、この3000万円の物件をあなたが購入しました。
年間に240万円の家賃収入が入ってきて、120万円を銀行に返済して、維持管理費が20万円かかったとすると、年間100万円のお金が手元に残ります。
不動産投資の世界では、家賃収入からすべてのコストを差し引いた手残りを「キャッシュフロー」といいます。このケースでは、キャッシュフローが100万円ということです。
このキャッシュフロー100万円は、私たちが目指している資産所得です。
300万円を自分で出したかわりに、年間100万円のキャッシュフローが残るという状況はどうでしょうか。300万円を使っておよそ3年で回収できる投資は、かなり効率がいいですよね。
ここで、「ROI」という重要な指標をご紹介しましょう。
ROIは「Return on Investment」を略したもので、日本語では「投資利益率」といいます。自分が投じた資本に対して得られた利益の割合を意味し、
「利益÷投資額×100」
の計算式で導き出すことができます。
先ほどお話しした不動産の事例でいうと、100÷300×100=33.333……、ROI33%ということです。
株式投資で30%のキャッシュフローを安定的に出すのは至難の業ですから、ROI33%は相当高い数字といえます。
ウォーレン・バフェットは、株式の世界では神様といわれるような存在ですが、彼をもってしても年間の平均的な利回りは20%前半くらいといわれています。それと比較すれば、ROI33%は驚異的に思えます。
しかも不動産投資の世界では、きちんとした知識とノウハウを身につければ、ROI33%は誰であっても不可能な数字ではありません。
このROIに注目し、高めていけば高めていくほど、経済的自由に短期間で近づくことができるようになるのです。
パラレルインカムはFIREの5倍ラク?
ちなみに、FIREにならって年間400万円の資産所得をつくる場合、2000万円の元手をつくり、1億円の物件を購入してROI20%を実現すれば達成可能となります。
言い換えれば、2000万円をつくることで年間400万円の資産所得を得られるわけですから、「20%ルール」と呼ぶことができます。
FIREの「4%ルール」では1億円の資金が必要でしたが、不動産投資の「20%ルール」では、たった2000万円の資金があれば同じ目標を達成できます。単純に計算して5倍の速さです。
これこそが、「パラレルインカムはFIREの5倍ラク」という根拠なのです。
感想
確かに4%ルールは、ハードルが高いですよね。
資産1億円貯めるのに、毎年500万だとして、20年・・・
そして、それを毎年4%(400万円)の所得を得る。
これは現実的とは言えません。
しかし、パラレルインカム(不労所得)の不動産投資なら、
収入も資産価値も安定しています。
実際、私(妻の法人)は、2棟のアパートを所有していて、
毎月のキャッシュフローが10万円以上出ていますし、
融資を返し終わった後、最終的に売却したら、数千万円の利益になります。
ですので、この記事にあるように、株、債券などのペーパーアセットではなく、
不動産投資でFIREを目指すのが現実的なのかなと強く感じました!
以上!
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