はじめに
以前、以下の記事で「金持ち父さん貧乏父さん」の解説をしましたが、
少し難しいので、子供向けに発行されている
「金持ち父さんの学校では教えてくれないお金の秘密」について、解説していきます。
チャンスはどこにでもある
金持ち父さんはこう言いました。
「給料が必要だという考えにとわられないようにしろ。
その考えから解放される時期が早ければ早いほど、大人になってからの生活が楽になる。
ただ働きをしながら、頭を使い続けるんだ。
そうすればすぐに、きみたちの頭が、お金を作り出す方法を教えてくれる。
私が払える給料なんかよりずっと多くのお金をね。
きみたちには、ほかの人たちの目には決して見えないものが見えてくる。
チャンスは目の前にころがっている。
たいていの人にそのチャンスが見えないのは、お金と安心だけを求めているからだ。
だから、それしか手に入らない。
チャンスが1つ見えてくれば、それから一生、きみたちにはチャンスが見える。」
目の前にビジネスチャンスはぶら下がっていないか?
目と耳をいつもよく働かせましょう。
この次にだれかが、「~があればなぁ・・・」「~だったらなあ・・・」などと言うのを
耳にしたら、そのニーズを満たすためのビジネスを作り出せないか考えましょう。
そんなことができるのは大人だけだと考えるのはやめましょう。
あなたのまわりにあるニーズの多くは、あなたの力で満たすことができます。
ただ、1つ忘れないようにしてほしいことがあります。
それは、どんな商品、サービスを提供するとしても、最終的にはあなたが自分で働かなくても
お金が生み出されるような、大きなビジネスを作り上げることを目指して働きましょう!
お金を稼ぐ3つの方法
収入を大きく分けると次のようになります。
★勤労所得
勤労所得は仕事をすることによって得るお金です。
何か仕事についている人は給料をもらいます。
★不労所得
不労所得は実際に身体を動かして働かなくても入ってくる収入を意味します。
賃貸不動産から入ってくるお金は不労所得です。
これはなかなかいい方法で、アパートを建物ごと買って、
それを人に貸して、賃貸収入を得る方法です。
金持ちはたいてい不労所得を生み出すのが上手です。
本人がほかのことをしている間に、ほかのビジネスを立ち上げたり、
あるいは好きなことをしてただ人生を楽しんだりしている間に、
お金がその人に代わって働き、収入を生み出します。
★ポートフォリオ所得
株式や債券、投資信託などの「紙の資産(金融資産とも言う)」にお金を投資している人が
そこから得る所得がポートフォリオ所得です。
この所得も不労所得と同じような仕組みで働く。
つまり、あなたが寝ているあいだも、お金があなたに代わって働いてくれる。
どの所得が一番いい?
金持ち父さんはよくこう言いました。
「金持ちになるのに一番大事なのは、勤労所得を不労所得とポートフォリオ所得に変える能力だ。」
金持ち父さんはまた、
「税金は勤労所得に一番多くかかり、不労所得に一番少なくかかる」
とも言っていました。
金持ち父さんの言葉に従うなら、一番いい所得は、私たちのために一番よく働いてくれて、
一番費用が少なくてすむ所得、つまり不労所得かポートフォリオ所得です。
大事なことはただ1つ
ある日、金持ち父さんはこう言いました。
「金持ちになりたかったら、覚えておかなければならない大事なことはただ1つ、
資産と負債の違いを知り、資産を買うことだ。」
「金持ちは資産を手に入れる。」
金持ち父さんはそう続けました。
「貧乏な人や中流の人は負債を手に入れて、それを資産だと思い込んでいる。」
資産=あなたのポケットにお金を入れてくれるもの
「資産はきみたちのポケットにお金を入れてくれる。」
つまり、不労所得やポートフォリオ所得を生む資産に投資されたお金は、
そこで新たなお金を生みます。
あなたが所有するもので、不労所得やポートフォリオ所得を生むもの、それが資産です。
負債=あなたのポケットからお金を取っていくもの
資産の反対が負債です。
負債はあなたのポケットからお金を取っていきます。
負債には、また人から借りているものすべてが含まれます。
あなたの両親が自宅を買うのにローンを利用したとしたら、それも負債です。
クレジットカードを使って何かを買ったとすると、それも負債です。
また、もちろん、あなたが払わなければならない税金も負債です。
資産か負債か?
貧乏父さんはこう言いました。
「私たちの住んでいる家は、私たちにとって最大の投資で最大の資産だ。」
一方、金持ち父さんはこう言いました。
「私の家は負債だ。もし、自分の家が最大の投資だという人がいたら、
その人は大きな問題を抱えている。」
むだ遣いせず資産を買おう
目と耳をしっかり使って、友達といっしょにビジネスを始められるチャンスはないか、
常にさがすことです。
そうやって始めたビジネスが、いつか不労所得を生むようになるかもしれません。
そして、ビジネスから収入が得られるようになったら、そのお金を使って、
株や債券を買ってみましょう。
株や債券の価値が上がれば、これもまた収入を生む資産になります。
つまり、あなたが頭に入れておかなければいけないことは次の3つです。
- 資産はあなたのポケットにお金を入れてくれる
- 負債はあなたのポケットからお金を取っていく
- 収入を生み出すような資産を買おう
以上!
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