はじめに
前置きは、あまりしたくないのですが、ちょっとだけ。
堅苦しく言うと、「小学生向け金融教育」に業を煮やして、
今回のおはなしを書いてみました。
こういう教育をしないから、生活困窮者が出てくるんだよ！！！
同調圧力を強制する謎の道徳教育をやってる場合じゃね～っつ～の！！！( ｀ー´)ノ
「三人の兄弟」
昔々、あるところに、
一郎くん、二郎くん、三郎くんという三人の兄弟がいました。
ある年のお正月に、お父さんがこう言いました。
「今日から１日１回、何かの手伝いをしたら、１日１００円、やろう！」
「一年間、毎日、続ければ、３６，５００円、貯まるぞ！」
一郎くんは、こう言いました。
「僕は、毎日、お風呂洗いをする！」
二郎くんは、こう言いました。
「僕は、毎日、芝生の水やりをする！」
三郎くんは、こう言いました。
「僕は、毎日、食器洗いをする！」
１年後の大晦日・・・
一郎くんは、こう言いました。
「毎日、お風呂洗いなんて、やってられなかったから、１ヶ月しかできなくて、
３、０００円しか、もらえなかったよ・・・」
そんな、一郎くんに、二郎くんは、こう言いました。
「僕は、１０ヵ月くらい、真面目に頑張って、３０、０００円貯めて、
３０、０００円する自動水やり機を買って、
その後は、水やり機で水をやって、毎日、１００円もらえたよ。」
そんな、一郎くんと二郎くんに、三郎くんは、こう言いました。
「僕は、お正月にお母さんから３０，０００円借りて、
３０，０００円の自動食洗器を買って、
一度もお手伝いせずに、毎日、１００円もらったよ。」
さて、大晦日に残っているお金は、それぞれ、いくらか見てみましょう。
一郎くん・・・３、０００円（お手伝いした日の合計は３０日）
二郎くん・・・６，５００円（お手伝いした日の合計は３００日）
三郎くん・・・６，５００円（お手伝いした日の合計は０日）
【基本編】みんなで考えましょう
さて、みんなは、一郎くん、二郎くん、三郎くん、どの方法が良いと思いますか？
三郎くんが、お母さんから、お金を借りたことは、悪いことですか？
また、三郎くんは、一日もお手伝いをしていませんが、それも、悪いことですか？
【応用編】みんなで考えましょう
一郎くん、二郎くん、三郎くんは、どうしたら、
来年から、もっと、お金が貯まるようになるでしょうか？
どんな方法が考えられるか自由に考えてみましょう。
さいごに
大人向けにちょっと改変。
一郎くん → サラリーマン収入のみ
二郎くん → サラリーマン収入＋それを元手にした途中からの不動産投資
三郎くん → サラリーマン収入＋銀行から借金＋それを元手にした最初からの不動産投資
三郎くんは、銀行から借金をしていますが、これは悪いことでしょうか？
三郎くんは、頭金ナシのフルローンで、不動産投資でインカムゲインを得ていますが、
これも、悪いことでしょうか？
以上！
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