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はじめに
表題の記事の感想を記載したいと思います。
尚、引用元は以下です。
大企業の中間管理職、コロナ禍で超過勤務や疲労感が激増? 【チームスピリット調べ】
引用内容
チームスピリットのバーチャルシンクタンク「イノベーション総合研究所」は、コロナ禍での変化に焦点を当てた「プロジェクト型ワーカーに関する調査」の結果を発表した。士業・コンサルタント業・エンジニア業企業の中間管理職(部長/課長/次長/係長・主任クラスの役職者)300人および一般社員300人が回答している。
コロナ禍でマネジメント難易度が特に増加中
まず「コロナ禍におけるマネジメントの難易度の変化」について役職者に聞くと、「コロナ禍でマネジメントの難易度が上がったと思う」と「どちらかと言うとコロナ禍でマネジメントの難易度が上がった」の合計は、全体では48.0%だった。一方企業規模別では、社員1,000人未満では44.0%、社員1,000人以上では56%となり、やはり人員が多いほど、マネジメントの難易度が上がったようだ。
「会社に報告していない超過勤務(サービス残業)の増減」について全体に聞くと、全体では22.3%が「増えた・どちらかと言えば増えた」と回答しているが、役職者は24.6%、一般社員は20.0%と差が見られる。また企業規模で見ると、これも人員が多いほど、超過勤務が増えている。
その結果として、「身体的な負担や疲労感」について、大企業の役職者ほど増えたと回答している。全体では「増えた・どちらかと言えば増えた」は29.2%だが、社員1,000人以上の役職者については、39.0%が身体的な負担や疲労感が増えたと回答している。
メンバーの関係性改善には、コミュニケーション時間の創出が不可欠
業務中の文章コミュニケーション(メール、チャット、メッセージ)、オンライン会議コミュニケーション(Web会議)の変化について聞くと、文章コミュニケーションが「増えた・どちらかと言えば増えた」という回答は全体で51.0%。役職者が56.3%と、一般社員の45.7%と比べて高い。
オンライン会議コミュニケーションについても「増えた・どちらかと言えば増えた」が全体63.5%に対し、役職者は68.0%とやはり高い。
コミュニケーション量が増加していることが明らかとなったが、そのうえで「現在のチームメンバー(上司・マネージャーを除く)との関係性」を聞くと、「相互で理解が足りていない」と「どちらと言えば相互で理解が足りていない」の合計は32.9%。これを役職別に見ると、役職者は28.1%に留まったが、一般社員のほうが37.8%と高い。
マネジメントの難度があがり、超過勤務や疲労も増えていると感じる役職者が多い一方で、相互理解には不安を感じていない役職者が相対的に多く、一般社員の感じ方とのギャップが浮き彫りになったと言える。
そこで、「理解が足りていない」と回答した役職者84人・一般社員112人にその理由を聞くと、全体では「自分自身が忙しくてコミュニケーションする時間が取りにくい」54.1%、「相手の忙しさを鑑みて、話しかけるのをためらってしまう」42.9%、「相手のことを知らないから」30.1%が上位だったが、役職者ほど「自分自身が忙しくてコミュニケーションする時間が取りにくい」と強く考えていた。逆に「相手のことを知らないから」「必要がないと思う」は一般社員より低い。このことから役職者はコミュニケーション時間を作り出すことが課題だと言えるだろう。
感想
私も経験者ですが、
「ブラック残業、コロナ禍によるマネジメント難度が増加しているなか、
さらにコミュニケーション時間を作り出すことが課題となっています。」
とありますが、実際問題、ただでさえ、
ブラック残業、マネジメントで忙しいのに、さらにコミュニケーション時間を作り出す、
というのは不可能(に近い)だと思います。
むしろ、ブラック残業、マネジメント難度を減らして、
そのことによって、コミュニケーション時間に充てる、
だったら、現実的かもしれませんが、少なくとも私には無理でした。
また、残業時間のマネジメントだけでも大変なのに、
コロナ禍におけるマネジメントも加わり、さらに会社の施策で
コミュニケーションを増やす、という施策が加わり、
それだけで1日が終わってしまうような毎日でした。
この記事では、簡単にコミュニケーション時間を増やしましょう、
という結論になっていますが、
やはり、まずは、ブラック残業、コロナ禍におけるマネジメント、
残業時間マネジメントなどの負荷を減らすことが第一だと思いました。
以上!
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