はじめに
本記事では、「まずはアパート一棟、買いなさい!」を9回に分けて、解説していきます。
本記事は1回目です。
1回目は、「なぜ、不動産投資なのか?」ということで記載していきます。
不動産投資はミドルリスク・ミドルリターン
一般的に、不動産投資というと、リスクが高く、
素人には対応できないものとお考えではないでしょうか?
しかし、以下のように整理してみると、
不動産投資は「ミドルリスク・ミドルリターン」であることがわかります。
- ハイリスク・ハイリターン FX、個別株式投資など
- ミドルリスク・ミドルリターン 不動産投資
- ローリスク・ローリターン 定期預金、長期国債など
不動産投資では、短期間に資産が2倍や3倍にはなりませんが、
その代わりにどんなに不動産価値が下落してもゼロにはならないことからも、
ミドルリスク・ミドルリターンと言えると思います。
メリットはお金が借りられることと安定性
不動産投資の最大のメリットは、金融機関からお金を借りて、つまり、他人の資本で対応できること、
また、一度、仕組みさえ構築してしまえば、安定した収入が得られることの2点です。
これが、FXや株式投資だったら、どうでしょうか?
金融機関に「FXや株式投資をやりたいので、お金を貸してください」といったところで、
100%お金は借りられませんよね。
また、安定した収入という意味においても、FXや株式投資は状況を
常に把握していなければ、大きな損を出す可能性もあります。
そういったことから、不動産投資のメリットはとても大きいのです。
自分の努力次第で利回りを上げられる
さらに不動産投資では、例えば、リフォームなどを行うことによって、
自分の努力次第で家賃を上げるなどして、利回りを上げることが可能です。
対して、株やFXの利回りは自分ではコントロールできませんよね。
そういう意味からも、不動産投資のメリットは大きいと思います。
何より、DIYのようなかたちで、築古物件でもおしゃれなリフォームを施す、
という作業自体も楽しいものです。
不動産投資は競争相手が少ない
また、不動産投資は株式投資やFX投資と比べると、
断然、競争相手が少ないことも大きなメリットです。
なぜなら、単純に、金銭的な参入障壁が高いから、また、不動産投資は危ない、
という先入観が多くの人にあるため、始めるには相当な勇気がいるからです。
こういったことから、実際に本やセミナーで知識だけ身に付けてはみるものの
実際に行動に移す方は非常に少ないのです。
ただし、不動産投資は仕組みを構築するまで、最終的に、いかに入居者を集めて、
満室経営までもっていくかが大事なので、それについてはお忘れなく・・・
不動産投資は「自動操縦」ができる
さらに、メリットとして、本業と並行しながら対応できるということもあります。
なぜなら、不動産の場合、大家をサポートする体制がきちんと確立しているからです。
ただし、逆に言うと、その体制を構築するまでが大変なのですが、
一度、その体制を構築してしまえば、自動操縦が可能となります。
不動産投資の5つのリスク
これまでメリットだけを並べてきましたが、リスクも当然あります。
- 空室リスク
- 風評被害リスク
- 流動性の低さ
- 取り扱う金額の大きさ
- 人付き合いの下手な人には向かない
これら、リスクを許容できるかどうか、自分自身で確認してみましょう。
少子化と世帯数減少が進んでも大丈夫?
確かに、これからの日本は少子化、世帯数減少が進んでいきます。
しかし、だからこそ、選ばれる物件と選ばれない物件の二極化が進んでいくとも考えられます。
また、不動産投資の世界は、競争相手が少ないですから、
キチンと戦略を練って、選ばれる物件を経営する心構えが大切になってくるのです。
以上!
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