「いますぐ妻を社長にしなさい」 完全解説! 2回目/全5回

はじめに

本記事では、「いますぐ妻を社長にしなさい」を5回に分けて、解説していきます。

本記事は2回目です。

2回目は、「妻が社長をすればすぐに裕福になれる」という内容で記載していきます。

「お金のプロ」だって簡単に借金まみれになる

著者が借金地獄に陥って、学んだことは、「知識だけではお金持ちになれない」ということだったそうです。

確かにそうですよね。

もし、知識次第でお金持ちになれるのであれば、「お金のプロ」といわれる銀行員は

みんなお金持ちになっているはずですが、そのような銀行員の方を見たことありませんものね。

著者は、経済的自由になるどころか、金融知識とノウハウを総動員した結果、

借金地獄に陥り、破産寸前にまで追い込まれてしまったのです!

「お金のプロ」と思われがちな銀行員ですが、実際はただのサラリーマン。

劇的に資産を増やすノウハウを持っているわけでも、

ましてや株の必勝法を知っているわけでもありません。

銀行員が体験した「お金のない生活」の恐怖

そうして、わずか数年で、なけなしの財産はおろか、

奥様の持参金までも使い果たし、莫大な借金を抱える身に転落してしまったそうです。

親の年金を拝借して借金返済をする。

激安見切り品専門店で買い物をする。

フリーマーケットで見つけた総額300円の服を身にまとう。

デパ地下の試食で腹を満たす。

そのような状態に陥ってしまったうえに、奥様も

サンプル化粧品をかき集めて化粧をする、というなんとも

切ない状況になってしまったそうです。

300万円の宝石を衝動買いできるような自由とは?

しかし、その後、5年の歳月が流れ、生活が大きく様変わりしたとのことです。

ある日、著者は奥様に100万円の宝石を3つプレゼントしたそうですが、

そのすべてが衝動買いだったそうです。

なぜ、これほどまでに著者夫婦の生活が変化したのでしょうか?

それは、手元にたえず富が流れ込んでくるようになったからだそうです。

また、万が一、勤務先からもらっている著者の給料が途絶えたとしても、

生活に困ることはなく、世の中がどんなに不況になっても、

収入が細ることがなくなったそうです。

では、なぜそのような劇的な変化を遂げることができたのか?

それは、どん底に突き落とされて「お金の正体」に気づけたからだそうです。

わが家を5年で富裕層へと導いた「ある発見」

あなたは「お金の正体」って何だと思いますか?

結論からいうと、世の中の感謝の気持ちやお詫びの気持ちです。

社会に何らかの貢献をして、だれかを幸せにした結果として、あなたのもとに

集まってくるものがお金なのです。

すなわち、「感謝の気持ちをたくさん生み出した人ほどお金持ちになれる」ということなのです!

「自分自身がお金持ちになる」という発想を捨てなさい

サラリーマンは、どんなに自己啓発に励んでも、けっして経済的に自由にはなれません。

あなたのまわりにも経済的に自由なサラリーマンはいないはずです。

そもそも、その原因は

「一生懸命働いて、自分の収入を増やす」

ことにしか関心を持っていないからです。

しかし、そうやって自分自身がお金持ちになることを目指しても、必ず限界がきます。

その限界を著者は「4つの壁」と呼んでおり、それらは以下の内容です。

  1. 税制の壁
  2. 給与体系の壁
  3. 就業規則の壁
  4. 転職市場の壁

この4つの壁だけは、どんなに幸運なことが起きようとも、

けっして崩れることはありません。

では、どうしたらいいのか?

本気で経済的自由を手に入れたければ、

「スキルを必死に磨いて、死にもの狂いで働き続け、自分自身がお金持ちになる」

という発想をいっさいがっさい捨てましょう!

自分のためではなく、妻のために時間を使いなさい

そうしたら、代わりに、

「妻をお金持ちにする!」と決心しましょう。

サラリーマンがお金持ちにになることは不可能ですが、

じつは夫が妻をお金持ちにすることは意外と簡単です。

それは、彼女たちに上述の「4つの壁」がないからです。

ですから、まずは、妻の器を大きくすることに集中しましょう。

ただし、「妻をお金持ちにする」とは、あなたが一生懸命に働いて、

稼いだお金を奥さんにあげるということではありません。

「妻が自分の収入源を手に入れる」という意味だと思ってください。

世界一ノーリスク・ハイリターンな資産形成術

妻には、4つの壁がありません。

なかでも「税制の壁」がないために受けられる恩恵はすさまじいです。

私たちサラリーマンからすると、「ありえない!」と言いたくなるような

驚異的な節税ができてしまいます。

「節税」は世界で一番ノーリスク・ハイリターンな資産形成テクニックなのです。

なぜなら、仮に、あなたがどんなにがんばって働いても、

累進課税が襲い掛かってきます。

しかし、「夫婦でお金持ちになる」ことに焦点を合わせてみると、

あなたの収入源と収入額を増やすことは必ずしも最適な選択とはいえなくなります。

たとえば、あなたの代わりに奥さんにその収入源を持ってもらい、

奥さんの事業として収益をあげるようにすれば、

それはあくまでも奥さんの所得となります。

ということで、お金持ちになりたいのであればあなたの収入は給料だけにしておいて、

別の独立した収入源は奥さんに持ってもらいましょう。

裕福になる第一歩はそこから始まります。

不死身で、税金も優遇される「選ばれた人」たちがいる

それは、「法人」です。

インターネットの普及と「合同会社」の登場により、

法人も簡単につくれるようになりました。

強烈なのはここからです。

こうした法人という人たちが、なぜ特権階級なのか?

なぜなら、法人はサラリーマンのような厳しい税金を払わなくてもいいからです。

また、プライベートカンパニーを羽織るだけで、

家族全員が「法人」という特権階級に昇格してしまうからです。

プライベートカンパニーは家族を守る魔法のマント

プライベートカンパニーを羽織るだけで取引上の信用力が上がって、

副業やプライベートビジネスをするうえで有利になります。

しかも、銀行からの融資も受けやすくなって資金繰り面でも安定性が増すからです。

なぜ、お偉いさんは公費で海外旅行に行けるのか?

税金を安く済ませることができる場所のことをタックスヘイブン(租税回避地)と呼びます。

プライベートカンパニーを利用することで、日本にいながらにしてタックスヘイブンを

利用するのと同じような効果が得られます。

なぜなら、あなたにも、自営業者と同じような節税ができるようになるからです。

例えば、交通費は出張旅費として費用扱いにできるので、

その分の税金を減らすことができます。

そのついでに近くの温泉や観光地に寄り道できれば、

行楽費用を経費で賄うことも可能です。

お役所や外郭団体のお偉いさんは、視察や研修と称して、

公費で物見遊山されているそうですが、それと同じです。

その他、会社経営のための必要経費として、自宅家賃・通信費・光熱費・

ランチミーティングなどを損金扱いすることができるようになります。

結果的に、こうした経費を差し引いた後の「残りわずかな所得」に対してしか

税金がかからなくなるのです!

家にも車にも維持費がかからない究極の節約方法

プライベートカンパニーに資産が貯まってきたら、念願のマイホームをプライベートカンパニーで持つこともできます。

どういうことかというと、プライベートカンパニー名義で家を買って、

社員となっている家族のだれかに対して社宅として、

激安家賃で賃貸するという裏技が使えるようになるのです。

自分の財産を税務署に取り上げられないために

プライベートカンパニーは、手元に残るお金を「増やす」だけでなく、

それを「守り抜く」ためにも使えます。

家族の資産を個人個人で持つのではなく、できるだけプライベートカンパニーに

買ってもらって、プライベートカンパニーに持ってもらう。

これが税法上もっとも優遇を受けられる、資産の取得・保有方法です。

夫婦二人でつくったプライベートカンパニーは、家族の財産と未来を乗せる方舟です。

大切なモノをすべてこの方舟に乗せてしまうことで、

家族の財産は世間の荒波から守られて、

着実に価値を高めていけるでしょう。

3時間で誰でも簡単につくれる富裕層への特急券

プライベートカンパニーをつくるというと大げさに聞こえますが、

実際にはたいしたことはありません。

自分で合同会社をつくる場合には、7万円以下でつくれますし、

住基カードの発行と電子証明書登録に1時間、

その他諸々を合わせて、合計3時間程度あれば、

プライベートカンパニーができあがってしまいます。

なお、設立時に1つだけ気を付けてほしいのは、資本金です。

特別の事情がなければ、300万円未満にしましょう。

なぜなら、資本金1000万円以下のほうが、税金が圧倒的に有利だからです。

さらに、資本金300万円以上の企業は、

商工会への加入と法定台帳の提出を義務付けられていて、年会費も発生します。

商工会主催セミナーや相談会参加等のメリットもありますが、

いつでも加入できますので、資本金自体は、300万円未満にしておきましょう。

いますぐ妻を社長にすることが幸せへの近道

繰り返しになりますが、

妻をお金持ちにする以外に私たちサラリーマンが裕福になる方法はありません。

夫の稼ぎを増やすことに集中しても成果は限られているからです。

では、それと「プライベートカンパニー」がどう関係しているのか?

妻をプライベートカンパニーの社長にすればよいのです!

当然のことながら、妻を社長に仰いだプライベートカンパニーには、

4つの壁が一切ありません。

しかも、日本で一番低い税率が適用されるようになります。

さらに、サラリーマンには認められていない経費も認められる

ようになるので、究極の節税を実現できます。

以上!

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